平成筑豊鉄道 撮影地・福岡県田川郡赤村赤 (2003年9月撮影)


 明治28年、北九州と田川、伊田、添田などの産炭地を結ぶ鉄道として豊州鉄道が開業。その後、明治34年に九州鉄道に合併され、のちに国鉄田川線となった。そして、同田川線はJR九州を経て、一時廃線路線となるところであったが、平成元年4月26日、沿線11市町村が中心となって第三セクター方式により平成筑豊鉄道株式会社が設立、同年10月1日、経営がJRから移管され、現在に至っている。
 平成筑豊鉄道は、伊田線(直方〜田川伊田間16.1km)、糸田線(金田〜田川後藤寺間6.8km)、田川線(田川伊田〜行橋間23.6キロメートル)の3路線からなる。
 伊田線には、昭和26年頃、「ボタやま快速」という名の列車があった。また、田川線は当時、田川地区の石炭を苅田港に運ぶために施設された鉄道であったという特徴を持っていた。

九州で一番古い石坂トンネル

九州で一番古い石坂トンネル。第1石坂トンネル(延長33m)と第2石坂トンネル(延長74m)がある。建設にあたっては、ドイツのプロシア国有鉄道機械監督だったヘルマン・ルムシュッテルによる技術指導を得た。複線化を念頭に建設されたが、結果的には単線で使用したまま今日に至っている。レンガ構造となっており、九州最初の鉄道トンネルとして記念すべき存在である。
(赤村役場産業振興課)

平成筑豊鉄道 源じいの森(げんじいのもり) 駅

福岡県田川郡赤村赤所在。赤村は田川地区の市町村で唯一、炭鉱関連施設がない地域となっている。同駅を下車して数分の所に自然学習村「源じいの森・ほたる館」およびふるさとセンター「源じいの森温泉」があり、人気を得ている。

車掌車「ヨ9001」

 昭和43年に日本国有鉄道で開発された日本初の100km/hで走行できる車掌車「ヨ9001」。2両あった内、唯一現存している車両。全長6.18m、幅2.67m、高さ3.63m。筑豊地区の石炭貨物列車に連結されて活躍していた。自然学習村「源じいの森」保存。

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