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            | 場所: |  | ギリシャ共和国アテネアクロポリス−スパルティレオニダス像 |  
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            | 日時: |  | 2011年9月30日〜10月1日AM7:00スタート |  | 
    
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      |  |  | 私の生きる目的になりつつあるスパルタスロンに今年も4回目の参加をした。もう、私も常連の仲間入りだ。アテネ空港に9時頃到着すると、なぜか様子がおかしい。
 「It's strike!」ストライキだ!
 この日ギリシャは、大規模なストライキに突入していたのだった。
 でも、幸運にも優しいおばさんの白タクでホテルまで行くことができたのでした。
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      |  |  | 「なんとかなる」と、楽天的なギリシャ人の性格もこういう風土からできたのだろう。去年の反省から次の日は、なるべく歩き回って体を動かしておくことにする。
 CPに預ける荷物も午前中に持って行ってしまい、エントリーもすんなり出来た。
 今年は、ストライキ以外は順調の様に見えた。
 夕食は、また例のものだけど、スープスパゲティにしたので、かける具は要らなかった。
 やはり、お腹をこわさない様にこれを食べさせるのらしい。
 
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      |  |  | 今回、久々に興奮してしまって、夜はあまり眠れなかった。でも、萩往還で2晩連続走をしているので、これぐらいでは大丈夫だろう。朝食を済ませ、6時にバスに乗ってアクロポリスに向かうのだった。
 何故か今年は、何人かの常連さんが走るのをやめて、サポートにまわってしまった。
 折角来たのだから、ヘラスカンまでぐらいは走れば良いのに。
 
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      |  |  | いよいよスタート。また今年も戻って来たんだなと実感して
 感動しながらのスタートだ。
 荘子ではないが、皆、スパルタスロンで走っているのは夢みたいだと言うけれど、
 私には、ギリシャの山奥を走る方が現実で、普段の仕事の生活の方が夢の様な気がする。
 
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      |  |  | コリントス運河までは、1Km6分を切った調子の良いペースで来られた。しかし、コリントス運河を越えたあたりで、足がつってきた。
 「やばい」
 足だけじゃない、首の筋肉も腹筋もやばくなってきた。
 しかたが無いので、ヘラスカンまでは歩く。
 これで、予定を13分オーバーしてしまった。
 ヘラスカンでしょっぱいうどんを食べたら
 また回復したのでそのまま行くと、
 古代コリントスの手前で再発してしまった。
 
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      | まじい、まじいぞ!このとき、自分の着ているモノを見て、はっと、解った。
 見事に塩の花が咲いている。
 どうやら、今年は思ったよりも塩を排出してしまったのだ。
 何故か塩の出やすい体質になってしまったらしい。小野木さんの本を信じて64Kgまで減量した悪影響かもしれない。
 もう、最後の手段で、古代コリントスで、塩を2掴み口に放り込んで、水で流し込んだ。
 そして、しばらく、ゆっくり行くと、何と!回復してきた。
 それからというもの、全てのCPで「Salt please!」で、そのうち Salt の人と呼ばれるのではないか?
 と思ってしまった。
 しかし、背に腹は代えられない。つり癖がついてしまったので、塩を切らすとまたやばい。
 そして、予定より2時間遅れで、サンガス山(小野木説ではまちがえ)まで辿り着いた。
 実は、計画は、完走用に2種類用意してきて、ちょうど、その完走用のペースにはまっていた。
 このまま行けば、絶対完走できる!と確信したのだった。
 そして、去年足の切れた最後の地域も慎重に走ってやり過ごした。
 後から考えると、少しペースを落とし過ぎで、十分ラストスパート出来たようだ。
 まあ、他の人との競走なんてもとから眼中にないので、これでも良かったのだろう。
 そして、ついに、レオニダスの元に辿り着いたのだった。
 「I get you!」と叫んで、タッチ、医者の世話にはならず、そのまま、ホテルに歩いて行くのだった。
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      |  |  | ホテルに到着して、休んでいると、やはり結構苦しくなってきた。今年は喉の痛みは無いが、胸がむかついてしょうがない。
 と、RCチップを返すのを忘れているのに気づいて、仕方がないのでまた、ゴールに返しに戻る。
 それから、やはり食欲は回復せず。
 また、今年もハンバーグは食えなかった。
 
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      |  |  | 次の日のレストランの昼食が結構美味しいのでまあ良しとしよう。それにしても、スパルティの田舎料理は、何度食べても美味しい。
 世界的に流行らないのは、やはりワンパターンだからだろうか?
 帰りのコリントス運河で、誰かが、ローマの休日に出てきた変な顔があると言っていたので、行ってみると、あった。
 でも、何かお金を入れるとしゃべるモノらしい。
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      |  |  | グリファダに帰った次の日、みんなエーゲ海クルーズなどに出かけていった。私は、彼女も居ないのに一人で行くのは悲しいので遠慮しておいた。
 そして、泳いだ。
 10月に泳ぐなんてどっかのゲームみたいだ。
 でも、気温は高くて調子良い。
 沖のブイまで背泳ぎで2往復してしまった。
 やはり、バタ足は、筋肉痛には最適の療法のようだ。
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      |  |  | 恒例の完走パーティーは、今年はホテルの前で行われた。わざわざアテネ市街まで行く必要はないよね。
 ああ、私は思ったよりも早く名前が呼ばれた。
 78位。
 丁度、真ん中ぐらいの順位だ。
 ああ、来年は30位ぐらいで呼ばれたいものだ。
 でも、五体満足でゴールという目標は達成した。
 さあ、来年は、2時間以上短縮して、30位台を目指すぞ!
 って、まだやるの?
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