場所: 東京都青梅市河辺町
日時: 平成11年2月21日


 なぜか、抽選に当たってしまった私は、青梅マラソンに出場することになりました。
日本一有名な大会だけあって、2万人も参加するマンモス大会です。
当日の朝、青梅線の河辺駅は、通勤ラッシュ状態でした。
大会もラッシュ状態だ!
 しかし、大会の申し込み書のマークシートには、参りました。
おまけに、「記述ミスがあったら、参加無効にします」と言うのには、腹の虫が騒いでしまった。しかし、そこは、「ならぬ辛抱」で、我慢しました。
ところが、当日、ナンバーカードを見ると、「日本陸連に登録しなさい」と、ありました。(大会要項には、書いてなかった)もう、時間がないので無理だー! 無視しよう! と、登録なしで、出ました。(隠岐島では、大会本部で一時登録してくれたのに・・・)
 結局、飯山市の時の「スポーツ傷害保険に入りなさい」と同じで、関係無かったみたいです。
女の子のブラスバンド!
 まだ、徳之島から毎週の連戦を続けていた私は、かなり疲れていましたが、「30Kmなら平気だろう」「ロンドンマラソンの練習だ!」と楽天的な感覚で、スタートしました。

 と、おもったのですが、スタートしません。
実は、渋滞していたのでした。
どうも、女性や老人たちを前に並べる方針らしく、なかなか動いてくれません。
「これは、無理な追い越しは危険だ」
と思い、なんとか、隙を見て、少しずつ前に行くことにしました。
 5分たってやっと、走る速度になりました。後で、ニュースで言っていましたが・・・一番最後がスタートラインを超えるまでに、14分もかかったそうです。
 実は、「真に楽しむだけの大会で、記録を気にしては、いけなかった」のです。(先頭からスタートする招待選手は、別ですが)
 コースの前半は、なだらかな登りがつづきました。私は、山道が厳しいという噂なので、セーブして走りました。ところが、厳しくならないうちに、折り返しになりました。帰り道は、当然下り坂です。「なんだ、全然、平坦じゃないか」と、思った私は、厳しいコースを走り過ぎたのだろうか?
ゴールに・・偉そうな連中だ
 記録は、2時間4分と最悪で、フルマラソンのラップタイムよりも遅いものでした。
 この大会を一ことで言うと「渋滞のマラソン大会」でした。
仲間と並んでゆっくりと走るには、良い大会ですが、硬派な人には、物足りない大会です。(なんで、陸連の登録が必要なんだろー?)
 と言うわけで、わざわざ抽選までして青梅マラソンに出るのはやめます。

 やはり、私には、対馬・隠岐・徳之島といった辺境の地の方が合っているようです。  

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