場所:

北海道 湧別町、佐呂間町、常呂町

日時:

2002年6月30日 早朝5時スタート

 今年もサロマ湖100kマラソンに参加しました。
去年は、8時間30分だったので、今年は、8時間
切るぞ!
と、勇ましく出発したのだが、北見に着くと北海道は、
去年と同じぐらい暑かった。しかも、向かい風!
それに、練習量も去年ほど確保出来ていない。
これで、まともに記録出したら、超自然現象だ!
もっとも、100km走りきることからして、常軌を
逸しているのだから、今更考えてもしかたない。

 今年も非常識な奴らが、全国から集まってきた
ようだ。ここは、湧別町体育館。
まずは、恒例の焼きホタテから、それにしても、
私のは、(一番手前)は、ちっとも焼けない。
そうこうしているうちに、歓迎パーティーは、
始まってしまった。
私が行った頃には、料理は全部皿だけ。
仕方がないので、本でも読んで時間をつぶす
のだった。すこし、むなしい。

 朝5時、ようきんJCの仲間とも合流できた。
これから、8時間もの長い試練が待っている。
 2回目の方が緊張してしまったようだ。
去年は、走っていることに自体に感動していたのだが
今回は、不敵にも記録狙いを決めこんだからだろう。
しかし、めんどうくさがってツアーにしたのは、失敗
だった。
走る前のトイレに行く余裕も足りなかった。
来年は自分で計画を・・・・(でるのかな)

 やはり、雑念が入ると結果が悪い。
去年より30分オーバーになってしまった。
また、シューズの選択(洗濯)も誤った。
新しい靴は水はけが悪い。
一回洗濯しなければだめだった。
何とか、中間地点で古い靴に履き替えて
難を逃れたのだが、予備を持ってきて良かった。
そんな訳で、16位。表彰台は、お預けだ。

 しかし、調子が悪いときはタイムも悪いが、
ダメージも最低だ。
まともに立てなくなってしまった。
よくこんな状態で100kmも、走ってきたもんだ。
(この後、走れるようになるまで1週間かかった)
これだけで、十分超自然現象かな?
全く、自分が既に死んでいることに気がつかずに
走れる人が、サロマを完走する才能を持っている
のでは、ないだろうか?

 能勢君がゴールするのを見届けてから、
すごすごと、退散だ。
まあ、もっとも、1年に一度ぐらいは、こんなこと
もあったっていいか。
(これって、正常じゃないだろうな)
来年、もし、出られれば作戦を変更しよう。
でも、記録狙いはやめないぞ!

今回は、前回の様な神懸かりにはならなかった
けれども、楽しかったから良しとしよう。

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